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思い出を保管していた倉庫代金今の暮らし
介護施設に入居するため荷物を処分しなければならない事が多いです。どうしても処分する事が出来ず、倉庫(レンタルスペース)に保管していた荷物の整理を行いました。介護施設から一人で倉庫に行く事はできませんので、10年間で1回も倉庫に行けませんでした。ご家族の依頼で倉庫にある荷物の処分を行いました。賃料は1ヶ月3万円、1年で36万円、10年で360万円になります。思い出を保管していた倉庫代金、この金額 高いと思うか、安い...
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遺品整理は、まず、これから旅立ちのあと
ご家族が旅立たれた後、故人が残したものを整理しようと思っても、物が多すぎて、どこから手をつけていいかわからない、それに思い出があって・・・と、進まないこともあるかもしれません。賃貸住宅の退去期限がある場合は、荷物の整理が最優先ですが、そうでない場合は、まず、「故人の死亡後10カ月以内に相続税の申告を行わなければならない」という法的な期限がある相続系の遺品である、預金通帳や有価証券などの資産状況がわか...
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今でも考えさせられる出来事旅立ちのあと
整理作業の仕事を初めて1年程経過した頃の話しです。精神疾患のある方なのですが、ご両親が可哀想だと言って精神障害者保健福祉手帳の申請をしないまま他界され、ご両親亡き後にアパートを借りて一人暮らしを始められました。しかし、水道を1ヶ月間で50万円分使用し水道局からの問い合わせで,ご家族は部屋の状況を知ることとなったのです。上の画像がその状況なのですが、水を撒かれた室内は、床が落ち、壁は抜け、柱は腐っていま...
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次の世代に引き継ぐために必要なこと旅立ちのあと
この建物の住民である高齢者がお亡くなりになり、人が住まなくなって3年経過した建物になります。住民である高齢者の方は、生前整理をしてこなかったため建物の中にも、外にも荷物がたくさんあります。ご家族は何が大切な物なのか判断出来ず、迷ったまま3年が過ぎてしまいました。3年前には建物と土地に何千万円の価値がありました。現在の状況では建物は解体、解体費用が差し引かれ、3年前と比べて半額以下の価値になりました。長...
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インドネシアからの介護の技能実習生へ社会貢献
人手不足が深刻化している介護業界。そんな中、介護を担う人材として期待を寄せられているのが「外国人技能実習生」です。人材不足をカバーするために外国人を採用する施設も増えています。「必要とされる方に差し上げて下さい。」とご利用者様からお預かりしていたモノの中から彼らが日本で生活するのに必要なタオル類、消耗品類、家具、家電類、調理器具などの日用品を礼拝所を併設したインドネシアカフェ『HARAPAN』へ贈り、そ...
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生ゴミを溜め込む理由今の暮らし
生ゴミを溜め込む高齢者がいます。生ゴミを溜め込む理由を聞くと意外な理由です。”ゴミの分別を怒られた”、”怒られるのが怖くてゴミを出せない”という事です。作業した部屋には生ゴミが大量にあり、マンションでも問題になっていました。マンション管理組合も整理作業に協力していただき大変助かりました。このマンション管理組合はゴミの分別に厳格です。ゴミの分別が厳格なままだと、サポート無しでは この高齢者はゴミ...
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これを減らせば費用削減今の暮らし
見積時”どうすれば見積金額下がります?”と質問があります。答えは”ふとんを減らす”です。処分代が高くて、体積がある”ふとん”が少なくなれば、見積金額は下がります。昭和の時代は、小さな商店街にも必ずふとん屋はあり、綿ふとんは財産でした。親戚の家に泊まるという文化もあり、客布団がある家も多かったです。財産であり、大事にしていた綿ふとんですが、高齢になると綿ふとんは重たく たたむのが大変です。親戚...
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手放す方から必要とする方へ社会貢献
「必要とされる方に差し上げて下さい。」とご利用者様からお預かりしていたものを「自分が入りたいと思える施設を自分でつくろう」と認知症の本人が病気について情報発信し社会の理解を促す「高知家希望大使」の山中しのぶさんが開所した、地域密着型の通所介護事業所「でいさぁびす はっぴぃ」に送らせていただきました。すると、荷物が到着して、1週間もしない間に早速、送った毛糸で、「座布団」を作ったと画像を送って下さいま...